出会い系100人斬り記録#3・スレンダー人妻を定期さんにした話・PART1

  • 時期:2017年8月〜2018年11月
  • 名前:なおこ
  • プロファイル:30代後半・スレンダー体型の人妻
  • 服用薬:シアリス
  • 会った回数:8回
  • メモ:定期さんにして毎月のように会っていた子

みなさんこんにちは。なまくらと申します。
いつもご高覧ありがとうございます。

突然ですが出会い系は本当に素晴らしいです。
私は7年前に出会い系を始め、これまでに40人以上の女性と関係を持ってきました。
出会い系を始める前の私は公私共に冴えない日々を送っていましたが、いろいろな女性との交わりを通じて徐々に人生が上向き、自分に自信が持てるようになってきました。
今では100人の女性と交わることを目標に、日々出会い活動に勤しんでいます。

私はルックスもスタイルも学歴も年収も10人並です。認めるのは辛いことですが、何の才能も取り柄もありません。おまけにED&早漏のなまくら刀しか持っていません。およそモテとは程遠い人生です。出会い系を始めるまでは、こんな自分が何十人もの女性とセックスできるようになるとは夢にも思っていませんでした。
男としての自信を失っている方、そろそろ人生に疲れてきたという方、ヤリたいのに相手がいないという方、そんなみなさんに明るい未来を開いて欲しいという思いから、このブログを書いています。

やや細身

今回は出会い系を始めてから半年ほど経った頃のお話しです。

私はその年の2月ごろからとある人妻と定期的な関係を持っていました。彼女は整った顔立ちで、性格が良く、肉付きの良いむっちりとした体型をしていました。

初めての定期さんということもあり、私は1〜2ヶ月に一度の彼女との営みを楽しんでいました。

出会い系100人斬り記録#2・公務員の妻と定期的な関係になった話・PART1

ただ、それはそれで素敵だったのですが、私は自分好みのタイプとも会ってみたいと思っていました。より厳密に言えば、細身体型の女性とセックスしてみたかったのです。

私は昔からスレンダーな女性が好みです。華奢な肩や細い二の腕、小ぶりな胸に尻、ぺたっとしたお腹にほっそりとした脚。そういうプロポーションに強く惹かれます。昔付き合っていた年下の彼女がまさに私の理想を体現したようなほっそりした子でした。その子とはセックスの相性も素晴らしく良くて、付き合っていた期間中、私は文字通り彼女の身体に溺れていました。私の中にはその元カノの身体がある種の理想系、完成系としてあり、そういう意味では、定期の人妻は好みからは大きく外れていました。

季節は夏。
私は何ヶ月ぶりかで出会い系のサイトを開き、良さそうな女性はいないかと物色を始めました。

出会い系サイトには理想の相手に最短距離で出会うための様々な工夫がほどこされています。条件検索もそのひとつです。年齢、居住地、既婚未婚、仕事、休みの日、酒を飲むか、たばこを吸うか、何に興味があるか、カップの大きさはどうか、などなど。大変に即物的ではありますが合理的です。

就活サイトを使って仕事を探すのと原理は同じです。職種、立地、待遇、規模、残業の有無など、自分好みの条件で絞り込んでいけばミスマッチを防ぐことができます。

そのときの私にとって最優先にすべき条件は「体型」でした。「スレンダー」「やや細身」という条件でソートをかけ、ずらりと並んだリストを片っ端からのぞいては、良さそうだと思った女性にメッセージを出していきました。
何十人と会ってきた現在でも、出会い系における女の子の探し方は基本的に変わりません。
ソートをかけてリストを精査し、これはと思ったものにアプローチする。目ぼしい案件がなければ条件を少し変え、そしてまた探す。

運やタイミングなどの不確定要素が大きく、そのときどきで違いはあるのですが、10人にアプローチしたら2〜3人は返信が返ってくることが多いです。
その貴重な2〜3人とも話がまとまらなかったり、話の途中で連絡が途絶えたりということはありますが、逆に全員と会ってやれたということもあります。
私は路上ナンパをしたこともなければ、お持ち帰り目的の合コンに参加したこともないのですが、きっとそういう手法とは比較にならないくらい高確率で女性をゲットできているのではないかと思っています。出会い系は実に驚くべきツールです。

夏のその時は1日に3〜4人くらいにメッセージを出すというのを3日続けました。毎日1人から返信があり、結果3〜4人の女性と同時進行でコミュニケーションを取ることになりました。若い子から熟年女性までいろいろな年代がいました。
話が進むにつれて、お互いの条件が合わなかったり連絡が途絶えたりして、一人また一人と脱落していきました。結果、やりとりが途切れなかった一人だけが残り、私はその女性とのコミュニケーションに注力することになりました。

彼女の名前はなおこさん。

プロフィールによると、彼女の体型は「やや細身で、既婚子持ち、近隣県に在住」とのことでした。
プロフにはバストアップの写真が添えられていました。顔はわからないように修正されていましたが、薄いニットに身を包んだその身体は確かにほっそりとしていて、デコルテがとても美しいと思いました。
顔はわからないものの、熟女芸能人のAに雰囲気が似ているのではないかと勝手に思った私は、以降なおこさんとやりとりする際は脳内でそのAの顔かたちを思い浮かべるようになりました。
ちなみにその芸能人Aは清楚かつ大人な雰囲気で人気を博し、あらゆるバラエティ番組で顔を見るほどの売れっ子でしたが、あるとき不倫スキャンダルが報じられて消えてしまいました。あんなにも魅力的で可愛いキャラならそりゃ不倫相手に困ることはないだろうなあと、そんな感想を抱いたものでした。
やや細身の体型、なんとなく熟女芸能人Aに似ているプロフィール写真、この2点がなおこさんにアプローチする最大のモチベーションになりました。
妄想が膨らみます。

めんどくさい女

自称細身体型、熟女芸能人Aに似ている(と私が勝手に思い込んでいた)なおこさんですが、会う約束を取りつけるまでに結構苦労しました。
メッセージを出すと返信は来るのですが、なかなか話が前に進まないのです。
最初はこちらのプロフィールを簡単に説明し、お互い都合が良ければ会ってみたいといった内容でアプローチしました。

彼女から返ってきたメッセージには「メッセージありがとうございます」と書いてあったものの、「結婚されてますか?」とも書いてありました。
サイトのプロフィールステータスは既婚にしてあるので、別に隠しているつもりは全くないのです。ただ、そこが気になるのならきちんと伝えておこうと思い、結婚しているし子どももいると伝えました。
その返信には「奥さんにばれたりしないんですか?」と書いてありました。まあもっともなことではありますが、そっちだって既婚者だろうにと思わないでもないです。
私の配偶者はちょうど次月に長期の海外出張を控えていて、私はできればそのタイミングで会いたいと返しました。
すると「出張中なら安心ですね。どこで会いますか?」と少し話が前に進みました。
私は半年ほど前に出会い系を始めてから二人の女性と知り合いましたが、そのどちらともA駅で会いました。二人目とは定期的な関係になって、A駅南口にひっそりと佇む瀟洒なホテルで逢瀬を重ねていました。そのホテルはラブホ街ではない普通の商業エリアに、まるで高級シティホテルのような顔をして建っています。少々値は張りますが、日中でも入りやすく、内装も綺麗で使い勝手のよい場所でした。
私はなおこさんともそこで会うのがいいかなと考え、特に深く考えず「A駅はどうですか?」と提案しました。すると彼女の返信には「お住まいはA市ですよね?A駅だとご自宅から近すぎませんか?」と書いてありました。細かいところまでよく見ていますね、と感心半分呆れ半分な気持ちです。
確かに私はプロフィールの居住地をA市にしてあります。実際にはそこから何駅か離れたB市に住んでいます。不特定多数の人間が閲覧するプロフィールに重大な個人情報である居住地をバカ正直に書く必要もないと思い、適当にA市としてあったのです。
いちいちめんどくさいなと思いつつも、「実際にはB市に住んでいます。正直に居住地を書くと個人を特定されるリスクがあると思ったので」と返しました。

なおこさんは「わかります。私もプロフィールはC市にしてありますが、本当は別の場所に住んでいます」というメッセージを送ってきました。
そりゃそうでしょう。ほとんどの人はそうしてるんじゃないんですか?知らんけど。
まあ、居住地については納得が得られたようなので、「妻の出張は来月の〇日から〇日までなんですが、できればその間のどこかでお会いできませんか?」と送りました。
次にきたメッセージには「というか、どうしてこのサイトでお相手を探してるんですか?」と書いてありました。
ううむ、実にまだるっこしい。出会い系に登録している目的など、誰でも似たり寄ったりだと思うのですが。とにかく話が進みません。
私はため息をついて天を仰ぎました。もうめんどくさいので、この人とコンタクトを取るのはやめようかとも思いました。出会い系にはのらりくらりと話をはぐらかして、結局全然会うことができないキャッシュバッカーと呼ばれる人たちがいるという話は聞いていました。このなおこさんもその類なのでしょうか。
私は改めて彼女のプロフィールを読んでみましたが、彼女がどんな女性で何を目的にしているかなどわかるはずがありません。しかし、プロフィール写真は相変わらず魅力的でした。全体的にほっそりとしていて、V字のサマーニットを着た胸元は美しく、曲線が控えめな膨らみへと連なっていました。熟女芸能人Aに似ていると何度目かの思いを新たにしました。この人とセックスしてみたいなと、そう思いました。

私は気持ちを落ち着けてから彼女にメッセージを返しました。家庭を壊すつもりはさらさらないが、欲求不満を抱えていて、それは自分にとってはとても切実な問題なのだと訴えました。大人の関係を取り結ぶのは世間的には褒められたことではないかもしれないが、人生きれいごとだけではやってられない。それを理解して頂けると嬉しい、そう書きました。

彼女からの返信はシンプルでした。「わかりました。来月は〇〇日が空いています。お会いできますか?」と書いてありました。
ようやく会う日を決めるところまで漕ぎ着けられたようです。
私は、〇〇日でOKなこと、よかったらホテルの前に食事をご馳走したいといったことを伝えました。
やれやれ、ようやく会えることになりそうだと安心しました。

しかし、私が送ったそのメッセージを最後に、彼女からはぱったりと連絡が来なくなりました。
1日経ち、2日経ち、3日が経ちました。
結局冷やかしだったのかな?という疑念が頭をもたげました。
まあそれならそれで仕方ないことです。こちらは順調にやりとりができているつもりでも、突如としてお相手からの連絡が途切れることは結構あります。原因に心当たりがあることもあるし、どうして返信してくれないのかさっぱりわからないこともあります。
今回は後者でした。
彼女が抱いている疑問点や不安感は解消できたはずでした。だからこそ日取りを決める段階まで進めたのです。それなのに連絡が途絶えてしまって、私は暗い気持ちになりました。
4日目、その日は他県への出張の日でした。出発前にメールボックスをチェックしましたが、新着はありません。
どうも彼女のことは諦めた方がよさそうな、そんな雲行きでした。

やっと会える

月が変わりました。
私は他県へ泊まりの出張業務に出ていました。
季節は真夏、戸外にいると命の危険を感じるほどの暑さです。
でも、束の間家庭から離れることができて結構気は楽でした。出張は旅の楽しさを少しだけ味わうことができるので、嫌いではありません。
仕事を終えたら、宿でのんびりと過ごします。近所のコンビニで買ったビールとつまみで一人晩酌をします。口うるさい配偶者がいないだけで、こんなにもストレスがないんだとしみじみ思います。そこにはささやかな自由がありました。これで隣に誰か女の子がいるともっといいんですけどね。さすがに出張先でお相手を探す時間も労力もありません。

ふと思いついてしばらくぶりにウェブメールを開いてみました。そこには新着を知らせるアイコンがぽっと灯っていました。
誰からだろうと首を捻りながら受信ボックスを開くと、出会い系サイトからでした。
なおこさん♀からメッセージが届いています」と書いてあります。もうダメだろうと諦めていたのですが、まだ脈はあるようです。

彼女には珍しく長文メールでした。「返信が遅くなってごめんなさい。〇〇日、お願いしますね」との書き出しに続いて、自分の境遇がつづってありました。
配偶者がほとんど家に帰って来ないこと、生活費を家に入れないこと、おそらく外で女を作っているであろうことなどです。

私に男ができてもかまわないそうです。まあ絶対にばれないようにやってやりますけどね」

なかなか凄みを感じる書き方です。来るべき離婚に備えて、相手に尻尾を掴ませないという意味でしょうか。
めんどくさい女だなあと思っていましたが、配偶者に気づかれないように男を作るには、あれだけ慎重にならざるを得なかったということなのかもしれません。
急になおこさんに対する同情の気持ちが芽生えてきました。
私は返信の文面を考えました。こういう時の正しい反応は「そんなクズ男とはさっさと別れたら?」と正論のアドバイスを返すことではありません。私はそれほど女性経験値がある訳ではないですが、それくらいのことはわかります。向こうは別に何か問題を解決したいと思っている訳ではなくて、ただ共感して欲しいだけのことがほとんどです。
何度か書き直した末に、「大変ですね、お気持ちお察しします。よかったら今度お会いするときに詳しく聞かせてください」というシンプルな一文を送ることにしました。最後に「会えるのを楽しみにしています」と付け加えました。

出張から帰った後も、なんやかんやとなおこさんとのやりとりは続きました。
そして週が変わり、彼女と約束した日まで三日となりました。配偶者は長期出張に出ていき、私は家事育児をワンオペでこなしていました。なおこさんの夫は家事育児なんかまったくしないのかな?それが原因で家庭がうまくいっていないのかな?などと考えたりしました。

子どもを寝かしつけた後にメーラーを開くと、なおこさんからのメッセージが届いていました。

当日はどんな格好でいらっしゃるんですか?

私は特に当日の服装プランがある訳ではなかったですが、季節柄適度にカジュアルでいいかと考えていました。

そうですね。ボタンダウンシャツかポロシャツに丈の短いパンツ、足元はデッキシューズかサンダルでと思っています

すぐに彼女から返信がありました。

サンダルはちょっと。。カジュアル過ぎるのは苦手です。一応デートですからね

ううむ、またもめんどくさい。サンダルと言っても何もビーチサンダルで行く訳じゃないんです。
まあしかし、彼女がそこまではっきり言うのなら、カジュアルはやめましょう。自分のファッションセンスにそれほど自信がある訳でも、こだわりがある訳でもないのです。清潔にさえ見えれば何だって構いません。

私はメッセージを返します。
では仕事着で行きましょうか?クールビズですけど、それなら大丈夫ですか?

彼女からの返信。

あんまりかっちりし過ぎてるのも、私の服装と釣り合いが取れないかな、と思います

ええい、めんどくさい。クールビスなんだから別にかっちりはしてないでしょ。
やっぱりこの女はめんどくさい。
投げ出したい気持ちをぐっとおさえて返します。

わかりました。きれいめで適度にカジュアルな格好で行きますね。なおこさんに恥をかかせるようなことはしないので、ご安心ください」

それでようやく彼女も納得したようです。

明後日、会えるのを楽しみにしています」というメッセージがきました。

やっと会えるんだな、と思わずため息が出ました。
私の脳内では熟女芸能人Aが微笑んでいました。

出会い系100人斬り記録#3・スレンダー人妻を定期さんにした話・PART2

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