- 時期:2019年2月
- 名前:みゆ
- プロファイル:30代前半・美形・グラマー体型・モデル業
- 服用薬:レビトラ
- 会った回数:1回
- メモ:モデル業だけあってお顔はかなり美形、グラマラスなスタイル
猛暑お見舞い
猛暑お見舞い申し上げます。
まだ6月なんですけどね。今年もはや半分が過ぎ去ってしまいました。時間が過ぎるのがはやく感じるのは歳をとった明白な証拠ですね。みなさまにおかれましては、今年の後半が素晴らしいものになるよう祈念致します。
さて、不肖なまくらは100人斬りを人生の目標に掲げ出会い系活動を続けている訳ですが、実はここ3年ほど「ご新規さん」の開拓にあまり食指が動いておりません。2024年も新規件数はわずかに4名で、調子がよかった頃の半分くらいです。
出会い系100人斬りを始めてからの総記録数は今日時点で47人です。昨年の年初に「折り返し地点である50人を達成したい」というようなことを言った記憶があるのですが、全くかなっておりません。
言い訳というか理由はいくつかあります。まず単純に忙しいこと。今の職場に転職したのがちょうど3年前です。目に見えてご新規開拓が低調になってしまったのがまさにこの3年間の間のことなので、仕事が忙しすぎるということは大きな理由として挙げられます。
それから、EDが年々悪化していること。昨年も何だかんだで月に1回くらいのペースで女性と会っていましたが、中でいけたのはわずかに3回くらいです。薬の力を借りて挿入までは何とかできても、腰を振っている間に中折れしてしまいます。性欲は依然強くありますが肝心のムスコがそんな具合なので、気心が知れている定期さんと遊ぶことがどうしても多くなります。最近の私のセックスは、とにかく前戯に長い時間をかけて何度も何度もいかせてから、最後に彼女の口か手でさっと抜いてもらうというスタイルになっています。定期さん達はそれで十分に満足してくれていますが、初めて会う子は挿入なしだと変に思うのではないだろうかという不安があります。
最後の理由は、今お付き合いしている定期さんたちがみな素晴らしい肉体の持ち主だということです。わざわざ新規開拓をしなくても、濃密で満足度の高い時間を安定して持つことができていることは大きいと思います。彼女たちは私の愛撫に対して、大声で泣き叫び、身体を痙攣させながら何度もいきます。クリトリスで、膣で、そして肛門で貪欲に何度も絶頂し、失禁を繰り返し、事後にはシーツがぐっしょりと濡れてベッドに寝転んでピロートークということもできません。そんなカラフルで濃密なセックスで私を楽しませてくれるお姉さま方がなんと3人もいるのです。その女性たちが「レギュラー」の3人で、たまにしか会わないけれど、連絡すればすぐに来てくれる「控え」がさらにもう3人くらいいます。新たに女の子を探そうという気があまり起きないのも無理からぬことだとは思います。
とはいえ人生は有限です。私も一年一年確実に老いていきますし、いつまでこのような遊びが続けられるか定かではありません。気力体力が衰える前にできるだけたくさんの女性と出会いたいと思います。という訳で下半期の抱負です。今年の後半はせめて2ヶ月に1人はご新規さんと出会いたいです。そしてEDの根本治療。後半はこの二つを目標に頑張りたいと思います。実はこれを書いているすぐ後に、ずいぶん久しぶりのご新規さん案件が待っています。
イケイケの年
さて、今回は2019年一発目のご新規さんとの出会いの記録です。今から思えばコロナの前年ですね。この年に私は実に9人の新しい女性と出会ってセックスをしています。ここ数年ご新規開拓が低調であることは冒頭で述べましたが、この頃は完全に勢いに乗っていたのでしょう。出会い系女遊びにもすっかり慣れて、自分の中に一定の「型」というか「成功パターン」が確立され、100人斬りということをはっきりと意識し始めた頃でした。そんなイケイケの1年の最初に出会ったモデル業の女の子との出会いの記録をお届けします。
遊ぶ女性を探すにあたって最も気をつけていることは「業者」を選んでしまわないようにすることです。出会い系サイトには「業者」と呼ばれるアカウントが相当数生息しています。出会い系の攻略法を詳しく解説することはこのブログの趣旨からは外れるので事細かには書きませんが、間違って「業者」と会ってしまうと、かなり残念なことになります。私も出会い系遊びを始めた最初期の頃に「業者」と思われる人と待ち合わせてしまったことがありますが、時間と労力と期待感を一瞬にして奪い取られたときの心持ちといったらただ事ではありませんでした。その出来事を教訓として、以降女性を選ぶ際にはとても慎重になりました。プロフィールの感じ、メッセージのやり取りを通して、プロフェッショナルなのか、遊びたい一般人なのかを見分けるようにしています。
その女性のプロフィールは一見して魅力的でした。30代前半独身、スリム体型Dカップ、職業はモデル業、趣味は映画と語学。顔をハートのスタンプで隠した写真が添えられていて、コメントは「会ってくれる人を探しています。よろしくお願いします」というような非常にシンプルなものでした。果たしてこの女性は一般人なのか、それとも「業者」のアカウントなのか。判別はなかなか難しいのですが、私は一般人だろうと判断しました。コメントにはエロい要素がなく、しかし目的ははっきりしていること、写真の方も性的アピールを感じさせないごく普通のものだったことが決め手でした。逆説的ですが、エロいことをしたい女性はエロさを出さないのです。私はこれまで50人近い女性と遊んできましたが、ほとんどの子はファーストコンタクトから、実際に会って食事をして、いざベッドに入りバスローブを剥ぎ取るその瞬間まで性的なことを口にすることはありませんでした。逆にこちらの劣情を煽るようなことを積極的に言ってくる女性は怪しいということです。プロフィールのコメントに「性欲を持て余している」というような文言があれば即除外します。 私はさっそくファーストメッセージを送りました。いつも使うテンプレートに少し手を加え、自分も映画好きであるということ、仕事で英語を使う機会があることなどを書きました。翌日くらいに返信があったのですが、その文面は「メッセージありがとうございます、よかったらお会いしたいです」と、プロフィールに負けず劣らずシンプルなものでした。私がふった趣味の話への言及はなく、素っ気ないくらいの物言いが逆にリアリティを感じさせました。つまり「普通の女の子ってこういう風だよね」ということです。我々はメッセージのやりとりを重ね、半月後に会う約束をしました。会うことが決まったら、日が近くなるまで連絡が途切れるパターンもあるのですが、彼女とは何となくメッセージのラリーが続きました。3日に一度くらいのペースで短いメッセージが送られてくるのです。ある日、今日は誕生日でパーティーをしてもらったということが書いてありました。私は「おめでとう」と返信しながら、彼女が少し心を開いてくれたような気がして嬉しくなりました。
今までにないタイプ
半月は瞬く間に流れ去り、約束の日になりました。私はとある個人的な事情で前年の年末にデパート店員の女の子と遊んで以来、そういった遊びをしばらく控えていました。そろそろ3月になろうという頃です。2ヶ月ぶりに女の子が抱けそうだということで、私は朝から浮ついた気持ちでいました。頭をピンク色の雲に突っ込んだまま、ほとんど全自動ロボットのように仕事をこなし、時間をやり過ごします。私は強い性欲を抱いた時に眉間の奥の方がむずむずとするのですが、その日も終始そんな具合でした。
仕事を早々に切り上げ、約束の場所へと向かいます。いつものA駅近くのブロンズ像の前です。昨年末にデパート店員と会った際には見知らぬ郊外の裏寂れた駅まで遠征しました。それに比べるとA駅は私にとって「ホーム」ともいうべき場所です。すぐ側の駅ビルには個室を備えた料理屋があります。そこで二人きりで食事をしながら仲良くなり、しかる後にホテルへと移動してことに及ぶというのが私の必勝パターンです。今日会う彼女ともまず食事という段取りになっています。
その女性は白いコートにピンクのマフラーで来るとのことでした。初めて会う場合、約束の時間の1〜2時間前にはそれぞれの服装や外見上の特徴を伝え合います。お互い初対面なのでどんな服を着ているかある程度知っておくというのはもちろん大切なのですが、それ以上に服装を伝え合うというのは事前の承認儀式として重要な意味を持ちます。すなわち、「我々は約束通り会えますよね?」ということを最終的にきっちりと確定させるための行為です。初めて会う相手であればいろいろとリスクも勘案しなければなりません。一番の心配は「冷やかしなんじゃないか」ということですが、約束通り会ってセックスするということをお互いに確認し合うことで、安心を得ることができる訳です。
約束の時間きっかりに待ち合わせ場所へ着きます。それらしい女性は見当たりません。念の為サイトを確認すると新着メッセージが届いていました。これは良くない知らせだなと思って開いてみると、案の定遅刻を告げる内容でした。
「ごめんなさい、用事が長引いてしまってお約束の時間に間に合いません。15分くらい待って頂いてもいいでしょうか💦」
食事の予約をしてあるものの、それ以外に取り立てて困ることはありません。私は大丈夫だからゆっくり来てくださいと返しました。
ついでにお店に電話を入れ、予約の時間を15分遅らせて欲しいと伝えました。
それから20分が無為に流れ去りました。彼女から再びメッセージが届きます。
「今電車に乗りました。A駅に向かっています。10分くらいで着くと思います。お待たせしてすみません🙇」
その前年にとある人妻と同じ場所で待ち合わせた時は、何の連絡もないまま1時間近く待ち、結局諦めて引き上げるということがありました。帰宅後になってメッセージが来たのですが、「急に義母が訪ねてきてどうしようもなかった、スマホを見ることすらできなかった」ということが書いてありました。そんなこと知るかというのが正直なところです。私は時間と労力を無駄にしたことで腹立たしい気持ちになっていましたが、それを彼女に伝えることはせずに、黙って言い分を受け入れました。怒りをぶつければ一時的に溜飲を下げることはできるかもしれませんが、その相手とは会えずじまいになることは明白です。腹が立ったときほど、その場での判断は保留にする。これは私が普段から心がけていることです。
短気を起こさなかったことが奏功して、彼女とは日を改めて会うことができました。定期の関係にもなりました。後背位が大好きな女性で、挿入段階になると、決まって四つん這いで求めてきたものです。肛門と性器が晒されるのも構わずに自らお尻を突き出してくる姿は大変愛らしいものでした。
待ちぼうけに比べたら連絡が来るだけマシです。私は再び店に電話を入れ、もう15分遅れると伝えました。
そこからさらに20分以上経ち、結局約束の時刻から45分くらい経った頃です。
視界の端に白いものが映りました。何となくそちらの方に顔を向けると、白いロングコート姿の若い女性がやや早足でこちらに向かって来るところでした。目が合うと、彼女は軽く会釈をしました。そのまま決然と私のそばまで歩み寄ると、やや高い声で話しかけてきました。
「あの、なまくらさんですか?」
彼女は幾分息が弾んでいます。
「はい、こんにちは」
「お待たせしちゃってすみません、みゆです」
「いえいえ。じゃあ行きましょうか。お店を予約してあります」
「あ、本当にご飯連れてってくれるんですね。ありがとうございます」
彼女は一見してかなりの美人で、私の周りにはまずいないタイプでした。茶色がかった髪は肩までのボブ、目はぱっちりとしたアーモンド型、すっと通った鼻筋、やや肉厚な唇。その美しい顔はばっちりとメイクがなされていました。光沢のある白いロングコートは動物の毛皮のようで、首にまかれたピンクのマフラーもコートと同じような質感です。脚は黒いストッキングに覆われていて、膝から下は皮のロングブーツで隠れています。肩から下げたバッグはエナメルのような硬質な光を放つ素材でできていました。その出立ちを瞬時に観察し、高級キャバクラのホステスのようだなと思いました。全体的にお金がかかっていて隙がないのです。私はその手のお店に行ったことがなく、本物のキャバ嬢さんがどんなものか知らないのですが、(男が好む)女の美しさを最大限引き出すよう計算されているように感じました。けばくなるギリギリのラインを攻めているというか。モデル業という話に嘘はないようです。
モデル業の実態とは
予約してあった個室に通されます。我々は向かい合う形で着席しました。
彼女が白いコートを脱ぐと、その下から濃いグレーのニットが現れました。身体の線がよく出る薄手の素材で、胸の大きさを強調するような着こなしでした。私はそのニットのすぐ下にある肢体を想像しない訳にはいきませんでした。何十分か後にはその服をすべて脱がせて、その裸体を我が物とできるのだと思うと、焦燥感にも似たようなじれた気持ちになりました。
彼女がそうなのか、美人稼業の女性にはそういう傾向があるのかわかりませんが、みゆさんはサービス精神旺盛なで、自分からあれこれと話をしてくれました。20代の頃はファッションモデルとして雑誌を飾ったこともあったそうです。現在はコンパニオン派遣会社に登録していて、いろいろな現場を回って仕事をしているとのことでした。
「コンパニオンってどんなことをするんですか?」
「最近多いのは販促イベントかな。企業さんの商品のイメージガールみたいな感じで」
「なるほど、企業イメージをビジュアルで担う訳ですね。どおりでおきれいな訳だ」
「うふふ、ありがとうございます」
「車の展示販売会みたいなので、よく美女が高級車の隣にいたりしますね」
「そういうのもたまにありますし、いろいろです」
「なにしろ華やかな業界というイメージですね」
「きれいな子がたくさんいますからね」彼女はため息混じりに言いました。
引き戸が開き、お料理と飲み物が入ってきます。彼女の整った顔がぱっと輝き、「わあ」と嬉しそうな声があがります。両手をぱちぱちと鳴らす仕草。あざといと言えばそうなんでしょうけど、彼女くらい美しい顔立ちの女の子がそういうことをすると、ただただ眼福でしかない訳です。私はみゆさんが幾分ゆっくりとした動作で箸を進める様を幸せな気持ちで見ていました。
「モーターショーみたいな場だと女性の露出も多いですよね」
「水着仕事はありますよね〜」
「そういうのはあまりお好きではない?」
「いえ、もちろんそういう現場もたくさんあるんだけど、事前に知らされていないとかだとちょっと」
「当日行ったら今日水着だよ、みたいなこと?」
「そうそう。え〜聞いてないんですけど、追加のギャラ出るんですか〜?って感じです」
彼女はそう言っていたずらっぽく笑います。
「以前は雑誌のモデルをやっておられたんですか?」
「そうですね、超メジャーな媒体ではないんですけど、やってました」
雑誌のファッションモデルというと美人稼業の花形のような仕事だと思います。これはあくまで私の勝手な想像ですが、その華やかなイメージとは裏腹に、熾烈な競争があり、苛烈な労働環境があり、ときとして意に沿わぬこともしなければならないのではないでしょうか。そして何よりも、そこは若さが絶対的な価値を持つ世界であるような気がします。彼女は私が今まで会ってきた女性の中でもトップクラスの美人ではありますが、自称30代前半ということです。自らの美しさを商品にして不特定多数の興味関心を惹きつけられる時間というのは想像以上に短いのでしょう。彼女の話の端々からそんなことを感じ取りました。私は彼女の仕事の変遷にも興味がありましたが、あまり根掘り葉掘り訊かないほうがいいだろうと思い、口をつぐみました。その後、我々の話題は共通の趣味である映画へと流れていきました。