年末のグッドニュース
年末のグッドニュース
明けましておめでとうございます。
勃起不全に悩む読者諸兄のみなさま、いかがお過ごしでしょうか。
昨年に引き続き今年もED克服のために実践したあれこれとその結果をみなさまとシェアして行きたいと思います。
個人的にひとつ良いニュースがあったので報告させてください。ふられたと思っていたお気に入りの定期さん、みほこさん(仮名)と年末にまた会うことができたのです。
昨年の8月末にED症状の進行具合がものすごく深刻になっていることを痛感させられる決定的な出来事がありました。詳しくはこちらをお読みください。
要はフェラチオをされて半勃起というかふにゃちんのまま彼女の口に射精してしまったのです。そのときのみほこさんの怪訝な表情が脳裏に焼き付いて離れません。
私には3人の定期さんがいるのですが、みほこさんは群を抜いて素晴らしい性的パフォーマンスを見せてくれる私のお気に入りでした。その彼女とのセックスの最中にふにゃちんで口に出してしまうという失態を演じてしまったのです。そもそも、彼女とは出会ってからというもの10回近く肌を合わせてきましたが、一度も膣内でフィニッシュを迎えられたことはありません。なんとか挿入できたとしても、1分と持たずに中折れしてしまうのです。それで最後は手か口で導いてもらうというのがパターンになっていました。彼女は私の長く濃厚な前戯をかなり気に入ってくれていたようで、私のなまくら刀に対して文句ひとつ言うことはありませんでした。また、彼女の手や口の中に精液を出すときは一応フル勃起はしていました。
しかし、8月のその日は私があまりに不甲斐なさすぎました。柔らかいまま予告なく(と彼女は思ったことでしょう)口の中に発射されて面食らったのだろうと思います。あるいは女としての体面を傷つけられたという風に感じたかもしれません。事後の彼女はいつも以上に無口で、早くこの場を離れたいとでも言わんばかりの素っ気なさで帰って行ってしまいました。
みほこさんとの出会いはこれで最後になるかもしれないという暗い予感を覚えました。果たして、いつも事後には必ずお礼のメールをくれるはずの彼女ですが、3日待っても1週間待ってもメッセージは来ませんでした。私は一抹の寂寥感と共に女にふられたという事実を受け入れました。こちらから彼女にご機嫌伺いのメールを出すような愚かしいことはせず、ただただ静かに諦めたのです。
その後私はもう1人の定期さんと会ったり、ご新規さんと会ったりしていました。みほこさんとの最後の出会いの直後に低容量タダラフィルの服用も始めました。
12月になったある日のこと、みほこさんから「また会いたい」というメールが来た時は内心快哉を叫びました。どこかのバスケ選手ではないですが「嫌われてはいなかった、嫌われてはいなかったー!」という気分です。
年末の仕事納めの翌日、我々は薄暗い密室で愛の行為に耽りました。いつも以上に前戯にたっぷりと時間をかけ、特にアナルの愛撫は丹念にねちっこく行いました。みほこさんは大声をあげ、何度も痙攣し、オルガズムを迎えるたびに尿を漏らしました。派手な音がする訳ではないのですが、彼女の尿道からさらさらと熱い液体が溢れ出す気配を感じることができました。事後の夜に彼女からメールがきて「凄すぎて失神寸前でした」と書いてありました。四つん這いにさせられ、後ろ手に両手首を掴まれて自由を奪われ、肛門の奥深くに指を挿れられ、我慢できずに失禁してしまうみほこさんの痴態。その美しさ、愛おしさ。どの辺りで失神しそうになったのかな?などと楽しい回想に耽りました。
その年末の回では、わずかな時間ではありましたが挿入も楽しむことができました。飲み始めて2ヶ月の低容量タダラフィルが効果を発揮したようです。膣内射精には至りませんが、硬いままゆっくりと理想的な挿入ができたことはよかったです。彼女の感じている顔を真正面から見ることができたのも新鮮な体験でした。何度も言っているように私が最も時間と労力をかけるパートはアナル攻めです。私は必ず四つん這いにさせて肛門に指を挿れるので、自然と女の尻や背中や乱れた髪を長時間見ていることになります。身体の痙攣具合や泣き声の大きさで女が感じているのは十分に伝わるのですが、いかんせんどんな顔をしているのかがわかりません。私のピストンに合わせて可愛い声で泣く彼女の顔を眺めていると、愛おしい気持ちになってきます。両腕でしっかりと彼女を抱きかかえながらキスを交わすと多幸感でいっぱいになります。みほこさんとはその後も連絡を取り合っていて、再来週にまた会うことになりました。
ED克服の試みあれこれ
とは言うものの、膣内射精ができない状況に変わりはありません。フェラチオをしてもらっているのに全く勃起しないという末期的な状況からすると随分とマシにはなりましたが、それでも挿入してしばらくすると中折れをしてしまう訳です。ピストンで女をいかせていた「あの頃」の自分とは程遠い状況、というのが実際のところです。私のED克服はいまだ道半ばです。
私は昨年8月の事件(オクトーバーショックと勝手に名付けます)以降、勃起のためにできることとしていろいろなことに取り組んできました。そろそろ半年が経とうとしています。ここでその振り返りと検証を行ってみましょう。
まずは生活を改善してテストステロンの分泌量を増やすべく
・睡眠時間の確保
・アルコール量を減らす
・筋トレをする
ということを意識しました。上記のうち、筋トレは続いています。アルコール量もいっときに比べると半分ほどに減らしました。睡眠時間はあまり変わっていません。
体重は幾分減りました。2022年に買った冬ものスーツのパンツが2023年にはもう入らなくなっていたのですが、それが今シーズンにはまた履けるようになっていました。ウェスト周りは確実にすっきりしてきています。「なんか痩せましたね」と声をかけられることもあります。
武道を始めたことも特筆しておきます。近所の空手道場に通い始めたのですが、楽しくすっかりはまってしまいました。最初はできなかった身体運用がびしっと決まるようになると爽快ですし、擬似的にではありますが他人と殴り合い蹴り合いをするのも緊張感があって楽しいものです。有段者相手にこちらの蹴りが決まったときには脳内物質が音を立てて分泌されるかのようです。闘争心をかき立てるアクティビティはテストステロン値アップにも良いそうです。
あまりイメージがないかもしれませんが、空手は下半身の筋肉にものすごく負荷がかかります。2時間ほどの練習の間、超低速スクワットをずっと続けているようなもので、翌日には脚が筋肉痛でびしばしと痛みます。これが体重減少に与える影響は決して少なくはないでしょう。始めてよかったと思います。
直接勃起に関わることとしては
・1日おきに射精する
・インターネットポルノをやめる
・低容量タダラフィルを服用する
に取り組みました。
オクトーバーショック以降、デイリータダラフィルを続けています。これはシアリスの主成分であるタダラフィルをごく低容量毎日飲むという治療法です。この薬の効果でしょう、若い頃のような力強い朝勃ちが戻ってくるようになりました。
1日おきの射精も概ね続いています。行為がどうしても家族が寝静まった夜になるので、以前は寝落ちしてしまったりでペースが乱れることもありました。深酒と寝落ちには有意な相関関係があるようで、酒量を減らしてからは寝落ちすることも減りました。きちんとしたペースを意識して、できるだけ精巣がフル稼働している状態をキープしていきたいものです。
残念ながらポルノ断ちの方は長くは続きませんでした。やっぱりその手の動画視聴は即物的で強い快楽がありますね。ついつい見てしまいますし、それをオカズにセルフもしてしまいます。まあそのお陰もあって、1日おきに射精という目標は概ねクリアできているのですが、刺激の強いエロ動画で抜き続けていていいのかと忸怩たる思いがあります。他方で、筋トレ中にそのような動画を見るとテストステロン値が上がるという説も聞いたことがあります。また、そもそも私はコロナ禍くらいまではその時々で調子の良し悪しはありましたが膣内射精ができていたのです。その頃もAV視聴は生活の一部でしたし、過激なポルノのせいで女性のアソコではいけないというようなことはありませんでした。結局のところ何がいいのかよくわかりません。
タダラフィルの容量を増やしてみる
さて、今回の主題である再生医療の話をする前に、デイリータダラフィルについての追加情報をシェアしておきたいと思います。低容量タダラフィル2.5mgの服用によって私のED症状が幾分改善されてきたのは既に述べた通りです。最初に2ヶ月分を購入し、いい感じなのでさらに追加で2ヶ月分を処方してもらいました。自由診療ということでお値段は10700円でした。1日当たりに換算すると178円くらいになります。普通のシアリス10mgの相場が1500円ほどであることを考えるとほぼ半額になる計算です。まあ安いですよね。他方で、これをいつまで飲み続けるべきなのかということについてはさしたる情報がありません。ED治療の専門医が自身のYoutube チャンネルで、ここ2〜3年父親に飲ませていると言っていたのを聞きました。それはED治療というよりは、一般的な健康維持が目的だとのことでしたが、とにかく結構な高齢者でも飲んでいるケースがあることはわかりました。男性更年期障害やアンチエイジングにも効果があるということです。
いつまで飲めばよいのかと疑問を抱いたまま年明けにさらに追加分を購入をしました。その際担当医に「いつまで飲むものなのか?」という質問をしてみると「個人差はあるが、極端な話一生飲み続けても構わないし、本当は容量5mgの方がいい」という答えが返ってきました。なるほど。それで、それを機に服用量を2倍の5mgに増やしてみました。1日当たりの費用は倍の360円くらいになりますが、ビールの500ml缶を一本我慢するくらいのコスト感です。
容量を倍にしてから2ヶ月弱経ちますが、あそこの調子はとても良いです。次で述べるエクソソームとの相乗効果かとは思いますが、勃起時には明らかに海綿体に流れ込む血液の分量が増えてぱんぱんに硬くなりますし、その状態が長時間続きます。張り詰めすぎてちょっと痛いくらいです。
再生医療技術・エクソソーム
さて、お待たせしました。本稿の主題であるエクソソームについて書いていきます。
「EDというのはつまるところ血管の疾患なのである」
これは、先に述べたED治療専門医のM先生がご自身のYoutubeチャンネルで語っておられた言葉です。とてもシンプルで本質的な話ですよね。本来流れるべきところにうまく血流が行き届かなくなるから勃起しなくなる。これは大変わかりやすい話です。あの頃のような硬く持続力のある勃起を取り戻すためには勃起薬だけでは不十分なのです。血管をどうにか若返らせる必要があるということです。
以前私が治療方法のひとつとして検討していた「レノーヴァ」は陰茎に衝撃波を当てて毛細血管を再生させるというもので、これはM先生の理論とぴったり符号します。血管が蘇れば血の巡りも蘇り、結果として力強い勃起を取り戻すことができるという訳です。であれば、すぐにでも試してみたいところですが、いかんせんこの治療法はかなり高額です。ごく一般的なサラリーマンで自由になるお金がそれほどない身としては(そもそも可処分所得は女遊びにつぎ込んでいる)効き目があるかどうか評価が定まっていないものに30〜40万円もの金を突っ込むことには抵抗があります。さてどうしたものかと思いながら情報収集を続けていたところ、本稿の主題である「エクソソーム」を知りました。これもやはりYoutubeから得た情報です。Youtubeのコンテンツは玉石混交ですし、社会的な影響力という点でも功罪両方あると思うのですが、その気になればこのような有益な情報が手に入るという点では非常に優れたメディアだと思います。
さて「エクソソーム」とは何か。端的に言うと、幹細胞というものがペニスの機能や形状を改善し、EDの根本的な治療を行うというものです。
ネット検索してみると、このような回答がヒットします。
・幹細胞から生成した液体を海綿体に注射
・成長因子が細胞の再生を促進する
・勃起に必要な伝達神経や毛細血管が再生する
勃起薬との最大の違いは、一時的に血流を良くするということではなく、血管そのものを若返らせるということです。根本治療になるかもしれないというのはそういう意味です。 さて、気になるお値段ですが、私が調べた限りエクソソーム液の注射費用は1回あたり6万円です。これを週1回、4週にわたって続けます。つまり24万円ですね。これを安いと感じるか高いと感じるかは人それぞれだと思います。結果的には先に述べた「レノーヴァ」とほぼ変わらないという感じのコスト感です。
エクソソームの廉価版・エクステム
私はこのエクソソームにかなり可能性を感じました。そこでさらに調べていくと、エクソソームが配合されたクリームを局部に塗るという治療法があることを知りました。3週間分で2万円ということです。1本6万円の注射より効き目は劣るものの、それでも効果は十分に感じられるということでした。これがエクソソームの廉価版である「エクステム」です。私はさっそくそのエクステムを取り扱っているクリニックを予約し、そのクリームを2本文処方してもらいました。2本買うと多少の割引が効くらしく、36,000でした。最初に実物を見たときには、ずいぶん小さいんだなと思いました。歯ブラシのトラベルセットに小さい歯磨きチューブがついているのをご覧になったことがあるかと思いますが、1本があれくらいのサイズです。歯磨きチューブとの最大の違いは絞り出し口が極端に小さいことでしょうか。付属の説明書を読み込んで使い方を確認します。まずクリームを人差し指の先に絞り出し、第二関節から指先にまで細長いラインを2本作ります。ラインの太さは大体直径1mmくらい。規定量より少ないと効果が出ないとのことなので、気持ちたっぷり目に絞り出します。そのクリームの70%を陰嚢に、20%を陰茎に、残りの10%を亀頭に塗りつけるべし、とのこと。それを朝晩2回、毎日行うそうです。私は日に2回シャワーを浴びるので、風呂上がりの時間をエクステム塗布にあてることにしました。真っ白なクリームをタマに塗り、竿に塗り、亀頭に塗っていきます。1分くらいかけて塗りこんでいるうちに透明になって白さはなくなります。「本当にこんなものが効くのだろうか?」という一抹の不安はありますが、とにかく毎日続けます。
最初に身体に起きた変化はというと、「キンタマがちょっと痛い」ということでした。塗ってから20〜30分経つと、下腹部に鈍痛を感じます。睾丸に衝撃をくらって悶絶した経験がある方は多いと思いますが、そのごくごく軽い感じと言いましょうか、そういう痛みがあるのです。エクステムの説明書によると、陰嚢は他の部位に比べて薬剤の吸収率が非常に高いそうです。私はその鈍痛を薬が染み込んで効いている証だと捉えることにしました。
その他の変化としては、勃起がさらに力強くなったことです。頻度も上がりました。朝勃ちは必ず起こりますし、日常のいろいろな場面で無意味に勃起することが増えました。セルフタイムの際もぎんぎんに勃つようになり、テンガの円筒の中でちょっと痛いくらいに膨張します。ただ、タダラフィルを5mgに増やしたのとエクステムを使い始めたのがほぼ同じ時期なので、ペニスの調子の良さにエクステムがどこまで影響しているのかを検証することは難しいと思います。効果のほどをはかるとしたら、それは実際に女性とセックスをするときなんだと思います。