出会い系100人斬り記録#9・ドタキャンを乗り越え人妻とバックでやりまくった話・PART1

  • 時期:2018年11月〜2019年10月
  • 名前:みさお
  • プロファイル:30代前半・スレンダー美乳・人妻
  • 服用薬:シルデナフィル
  • 会った回数:4回
  • メモ:おっとりアニメ声の人妻、バック大好き

出会い系100人斬り記録#8・熟女がいつもいつも素晴らしい訳ではないという話・PART2

酷暑お見舞い申し上げます。
なまくらです。いつもご高覧ありがとうございます。
今回はいろいろな障害を乗り越えてようやく結ばれた人妻との出会いについてお届けします。
どうぞ最後までお楽しみください。

まちぼうけ

まちぼうけ、まちぼうけ、ある日せっせとのらかせぎ
印象的な童謡のフレーズが脳内BGMとして流れていました。

そのとき私は馴染みのA駅南口銅像前に佇んでいました。約束の時間から既に20分が過ぎていますが、待てど暮らせど女は現れません。
私はそれまでに両手にちょっと足りないくらいの人数の女性と待ち合わせをしてきましたが、こんなにも相手の到着が遅れているのは初めてのことです。
サイトのメールボックスを3分おきにチェックするも、お相手からのメッセージはありません。
遅れるなら遅れると一言教えてくれたらいいのにな、ともやもやとした気持ちになります。

それにしても奇妙です。会う約束をしていた30代人妻・みさおさんとは事前のやり取りを何度も重ね、これは必ず会える「必勝パターン」だとの確信を得ていました。約束の2時間前にはお互いの服装を伝え合い、では後ほど銅像前で待っていますねというメッセージを送りました。それに対して彼女から「楽しみにしています」という返信も来たのです。だから会えないはずがない。
私はスマホに落としていた目を上げて辺りを見回してみます。若い女性がこちらに向かって歩いてくるのが目に入ります。あ、あれがみさおさんかな?と一瞬思うのですが、その女性は私の前には来ずに方向転換をして歩き去ってしまいます。ああ、彼女も違ったと失望します。さっきからそんなことの繰り返しでした。
私は痺れを切らし、彼女にメッセージを送ります。

お約束の銅像前でお待ちしていますね。何かあればご連絡ください

それからまた10分待ちますが、やはり彼女は現れません。メッセージに既読もつきません。

私はもう帰ろうかという気分になり始めていました。認めたくはないですが、すっぽかされたということでほぼ間違いなさそうです。彼女が約束を破ったのです。悔しいけれど、出会い系のような遊びにおいてこういうことは決して珍しくないのだという気がします。たまたまこれまで幸運続きだったということでしょう。
あるいは彼女は近くまで来てはいたが、遠目に私の人相風体を確認し「これはないわ」と踵を返したのかもしれません。私は10人並みの容姿ではありますが、それなりに身綺麗にしていますし、これまでにルックスが原因で女性に避けられたという経験はありません。ただ、何が起こるかは誰にもわかりません。

待ち合わせの時刻から45分が過ぎました。
私はまちぼうけだなあとため息をつつきつつサイトを開きます。さきほど私が送ったメッセージに既読はついていません。これはもうダメだなと思いました。
その場で手早くメッセージの文面を作成します。

45分待ちましたが、いらっしゃらないので帰りますね。時間と労力とポイントを無駄にしてしまいました。本当に残念な気持ちです。

書いているうちにじわじわと怒りが湧いてきます。私は既に一錠1000円近くする勃起薬も飲んでしまっていました。それも完全に無駄になってしまいます。

急に会いたくなくなったのなら、それはそれで仕方がないですが、せめて一言知らせて欲しかったです。約束を破ったばかりか、人の時間を奪っておいて沈黙するとはあまりに不誠実ではないですか?

勢いに任せて送信ボタンを押そうと一旦は指に力を込めましたが、私の中の何かがそれを押し留めます。(後々その「何か」に感謝することになります)
私はひとつ深呼吸をして怒りの気持ちをやり過ごしました。そうやって気を落ち着けてから、改めてどうしたものか考えます。
私は途中まで確かに必勝パターンに乗っていたはずです。一言もなく姿を見せないのはやはり何か理由があるのではないか。連絡したくてもできないような事情があったのではないか。そんな考えが脳裏に浮かびます。怒りに任せて感情的に振る舞えば、そのわずかばかりの可能性を完全にゼロにしてしまうことになります。文面を一旦全部デリートして、新しいメッセージを打ち直します。

1時間近くお待ちしたのですが、いらっしゃらないようなので今日のところは引き上げます。何かあったのではと心配しています。ご連絡を頂ければ幸いです

何があったのかは知りませんが、悪態をついて関係を切ってしまうよりは、可能性を残した方が得策には違いありません。相手に怒りの気持ちをぶつけるのは単に私が溜飲を下げたいからであって、それがいっとき達成されたところで事態はまったく良い方向には動きません。私はメッセージを送信し、その場を後にしました。
とはいえ、本来であれば今頃はホテルの薄暗い部屋で裸で抱き合っていたはずなのです。予定が全て白紙になってしまい、虚しさに襲われます。

不運は続く

私は所在なくカフェで時間を潰します。表向き仕事の都合で遅く帰ることになっているので、すぐに帰宅することもできないのです。
ぼんやりと物思いにふけります。コーヒーはあまり味がしませんでした。
ふと思いついてウェブメールをチェックすると、新着メッセージが一件届いています。開いてみると、案の定みさおさんからでした。

なまくらさん、本当にごめんなさい。出かけようとしているところに突然義母がたずねてきて、、(いつも唐突で困っています)さきほどようやく帰りました。義母がいる間はスマホもチェックできなくて、連絡ができずにすみませんでした

胸のうちにさまざまな想いが湧き上がっては消えていきます。私は再び深呼吸をして気持ちを落ち着けました。
あるいは10年前の私なら「知るか!」と切って捨てたところでしょうが、彼女にもいろいろと事情があるのだろうとおもんぱかることができる程には大人です。

ずっと待っていてくださったんですね。ドタキャンした上に連絡もできなくて心苦しいです

メッセージはそのように締めくくられていました。すっぽかされた訳ではなく、ある種の事故だったということです。
それならば結論は一つしかありません。彼女を許しもう一度会う約束をすることです。
私は返信メッセージを送りました。

そうでしたか。ひとまずご連絡を頂けてよかったです。
お姑さんとの関係大変そうですね。もし良かったら日を改めてお会いしませんか?

我ながらこいつは海よりも広い心を持っているなあと感心します。腹の中が煮えていないといえば嘘になるのですが、気持ちと行動を切り離すことはそれほど難しいことではありません。むかつきながらも歯の浮くような優しい気遣いを見せる私を、もう一人の私が斜め上から俯瞰で見ているような感覚です。ある程度社会人経験を積んだ方なら共感頂けるものと思います。

「お前も本当に好きものだよね。でもまあ、ここで優しくしておいて損はないよ。セックスするチャンスはまだ全然あるしな」もう一人の私が悪魔のように囁きます。
腹黒いとお思いになるかもしれませんが、私が腹の底で何を思おうが、結局は対外的な行動がすべてです。名よりも実を取ると言い換えてもいいかもしれません。

しばらく待っているとみさおさんから返信がありました。

気を遣ってくださってありがとうございます。そうなんです、義母は悪い人ではないんですが、こちらの都合とかほとんど考えないんです。子供も懐いてるし、あまり関係を壊すようなことは言えなくて。
なまくらさんさえ良ければ会って頂きたいです。よろしくお願いします

我々は3週間後に改めて会う約束をしました。それまでセックスはお預けになってしまいますが仕方がありません。ひとまず次に繋がっただけ良かったと思うことにします。

そして3週間後。
朝一番でみおささんからメッセージが届きました。私はメッセージを開く前からそれがキャンセルの連絡であることがわかっていました。通常、初めて会う相手とは集合時刻の前にお互いの服装を伝え合うメッセージを送ります。しかし、それはどんなに早くてもせいぜい約束の1〜2時間前です。もっと早い時間に届くメッセージはまず間違いなく悪い知らせです。私もそうですが、都合がつかなくなった場合できるだけ早く相手に知らせたいですからね。

おはようございます。大変申し訳ないんですが、家族が病気になって病院に付き添うことになってしまいました。
さすがに2回連続キャンセルはあり得ないですよね、、すみません

ううむ、不運は続くよどこまでも。
私は出勤途中にそのメッセージを確認したので、ひとまず職場に着くまで返信を待つことにしました。

真っ先に思い浮かんだのは、彼女はキャッシュバッカーではないのか?という疑念でした。女性として出会い系サイトに登録すると、男性からのメッセージにポイントが付与されるというサービスがあります。かつてはそのポイントを一定額以上貯めると換金できたりもしたそうです。男と会う気がないのにポイント目的でだらだらとメッセージの応酬を引き延ばす者をキャッシュバッカーと呼びます。彼女はひょっとしてその類ではないのか?
私は職場への道すがら、みさおさんがポイント目的の悪どい女である(女ですらないかもしれない)という疑念と、いや偶然の不幸が重なっただけなんだという楽観的な考えとの間で揺れ動きました。
改めて彼女のプロフィールをつぶさに確認してみます。30代前半、既婚、子持ち、やや細身体型、Bカップ。顔写真なし。一言メッセージはごく平凡で、そこにエロい要素はまったくありません。次いでメッセージのやりとりの履歴もチェックしますが、不審な点は見当たりません。
ここでもまた私は決断を迫られることにします。時間とポイントの無駄だと判断して損切りするか、もう一度リスケするか。

当然のことながら私は後者を選択しました。
細身体型Bカップというところが私に待ったをかけたのです。私はどんな体型の女性とでもそれなりに楽しくセックスできますが、スレンダーで微乳な体つきが一番のストライクゾーンです。だからこそ彼女のプロフィールに惹かれた訳です。他方で、世の大半の男はもっとボリュームのある胸を好むはずです。女性の側からしても、不特定多数の男を相手にポイントを稼ぐことが目的ならば、もっと男好きのする巨乳設定にするのではないか。つまり、おっぱいがでかい方が釣りはうまくいくはずだという仮説を立てたのです。改めて言語化するとバカみたいですが、そんな風に私は考えました。彼女のプロフィールは、少なくとも体型に関してはかなり実相に近いのではないでしょうか。

おはようございます。ご家族の具合はいかがですか?はやく良くなるといいですね。私の方は特に急いでおりませんので、また落ち着かれたらご連絡ください。改めて日取りを決めましょう。

またもやセックスがお預けになって焦燥感にも似た気持ちを抱いていましたが、私はふたたび歯の浮くような気遣いを見せることにしました。

すみません。また連絡します

彼女からはシンプルな返信がありました。あるいは本当に子供が熱を出しているという辺りかもしれません。

3度目の正直・狐目のオンナ

さらにひとつき後。
2度のドタキャン経て、今日が3回目の約束の日です。
1度目は45分待ちぼうけの事後連絡、2度目は当日朝のキャンセル。その間に2ヶ月以上の月日が流れ、一番最初にサイト上で知り合った頃は夏の終わり頃だったのが、はや落ち葉の季節になっていました。
今日は会う時間の30分前に服装の確認メッセージを送り合っています。3度目の正直で、いやが応にも期待が高まります。
約束の時刻、いつものA駅南口銅像前で声をかけてきたのは、やや吊り上がった暗い感じの目をした小柄な女性でした。最初、その狐のような目の印象が強くておとぎ話に出てくる老魔女のように見えたのですが、引いて見ると若い女でした。歳は本人の申告どおり33〜34歳といったところでしょう。ほっそりとした華奢な体つきで、ワインレッドのカーディガンの胸のあたりが控えめな曲線を描いています。
いきなりホテルへ行くというのも無粋な気がして、まずは近くのカフェへと入りました。壁に向かったカウンター席に並んでしばし雑談します。
話題は少し前のハロウィンについて。それなりに家族でのイベントを大事にしているようで、娘さんと一緒に仮装をして楽しんだということでした。

今年は馬のお面をかぶったんですよ〜

TVとかでよく見るあのリアルなやつですか

そうなんです〜周りはちょっとひき気味で、、

結構迫力ありますもんね

最初はその狐目のせいで気難しそうな印象を受けましたが、口を開くと実にのんびりおっとりとした話し方でした。おまけに大変特徴的なアニメ声です。話す速度と可愛らしい声質のために、普通の話をしているのにどうしても甘えたようなトーンになります。この声で得をしたこともあれば損をしたこともあるのだろうなと勝手な想像をします。ベッドの上ではどのような声を聞かせてくれるのでしょうか。
ひとしきり会話が盛り上がったところで、それではとホテルへ移動します。
さてさて、どうなることやら。

出会い系100人斬り記録#9・ドタキャンを乗り越え人妻とバックでやりまくった話・PART2

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