医療行為でEDを改善する
私の基本方針は生活習慣を改善してテストステロン値を上げ、勃起力の改善を図ろうというものです。勃起に良いことはそのまま健康にも良いことですから、続けているうちに体調が整い、外見もスリムになる副次的な効果が期待できます。それなりに絞れた肉体をキープしていれば女性からの好感度も上がり、より多くの女性とセックスするチャンスも広がるでしょう。詳しくはこちらをご覧ください。
とは言うものの、生活の立て直しによってED症状に改善効果が現れるのには相応の時間がかかるものと思われます。例えばポルノ断ちをするとして、では一体どれくらいの期間エロ動画を遠ざければ勃起するようになるのでしょうか。1ヶ月でしょうか3ヶ月でしょうか、はたまた1年くらいでしょうか。筋トレの効果が出るのはいつ頃からでしょうか。効果が出たとして、ポルノ断ちと筋トレのどちらが効果的だったのかということの検証は果たしてできるのでしょうか。
生活習慣の改善にゆっくりじっくりと取り組むことは全然悪いことではないのですが、いつ効果が出るとも知れない、あるいはそもそも効果が出るのかどうかもわからないのはやや不安でもあります。
そこで私はポルノをやめてみたり、1日おきに射精したりという日々の実践に取り組みつつ、同時に医療行為によってEDを改善する道を探りました。
様々な方法がある
ネットの記事を読んだり、性を真面目に考える系のYoutubeを視聴したり、はたまたED系のクリニックや泌尿器科のサイトをつぶさに調べたりしながら、私はどのような治療があるのかを吟味していきました。
たとえば陰茎に薬液を注射して強制的に勃起させる方法というのがあります。注射はセックスの前に自身で行います。糖尿病患者がインスリンを自分で打つようなイメージでしょうか。これはかなり魅力的に思えました。何しろ自分の意思と関係なく100%勃起し、それが2時間持続するというのです。これを使って可愛い定期さんたちを悦ばせたい、思う存分突きまくりたい、最初はそんな風に考えました。しかし、すぐに現実的ではないなと思い直します。まずセックスの15分前くらいに自分自身に注射を打つという行為がものすごくハードルが高いように思えます。セックスの15分前といえば既にホテルにいて、なんなら女の子とお風呂にでも入っているくらいの時間帯ですから、見咎められずにそんなことをするのはかなり難しいはずです。トイレにこもってこっそりと打つか、あるいはパートナーにEDであることを打ち明けて堂々とやるか。なかなかに悩ましい問題です。
ちなみに、この注射は1本12000円くらいするようです。絶対に勃起が約束されるというのならそれほど高いとは思いません。今回は選択を見送りますが、いつか試す機会があるかもしれません。
骨盤底筋群を鍛える医療機器というものもあります。尻の下あたりに電磁パルスを発するバッドを貼って、ぴくぴくと筋肉を動かすという仕組みです。少し前に家電量販店に行くと、お腹に脚をひろげた蜘蛛のような黒いパッドを貼り付けたCロナウドの等身大パネルが置いてありました。腹直筋に電気刺激を送って筋繊維を強制的に動かし、6パックを作るという商品の販促用です。考え方としてはあれと同じです。インナーマッスルである骨盤底筋群まで届く強力な電気刺激を発するというのがこのマシンの売りのようです。骨盤底筋群を鍛えれば勃起力が改善するというのはあちこちで聞く話です。ただ、これの為のトレーニングを毎日続けるのは相当に難しいです。私も思いついたら通勤電車の中や車の運転中にやってみるのですが、何しろ地味だし、筋肉に刺激が入っている感じもわかりづらいので、腕立て伏せやスクワットのようなわかりやすい運動と比べて継続が難しいのです。
それでマシンの力を借りて鍛えようという訳です。なかなか魅力的な話です。一台20万円くらいするようなので、おいそれとは手が出せませんが、ボーナスが出たら買ってみてもいいかもしれません。
他にはポンプで陰茎を吸い上げて血流を促すといった方法や、衝撃波を当てて毛細血管を生成するという方法もあります。後者の方法は何度か通院しなければならず、かつ40万円くらいするのですが、有名AV男優が宣伝したことで、最近にわかに脚光を浴びるようになりました。私も貯金を切り崩して通院しようかと半ば本気で考えています。
毎日シアリスを飲む
そのように色々と調べた結果、始めるのが大変簡単でかつコスパの良い方法が見つかりました。低用量タダラフィル、またはデイリータダラフィルという名の投薬療法です。タダラフィルというのはお馴染みのED治療薬シアリスの主成分のことです。また、シアリスの後発ジェネリック薬のことをそう呼ぶこともあります。シアリスは血管を広げて血流を促進し、勃起を促す薬です。バイアグラやレビトラとの最大の違いは効果の持続時間が桁違いに長いという点でしょう。その効果はだいたい36時間くらい続くと言われています。ひとつ飲めば1日半効きっぱなしになるので、海外ではウィークエンドピルという通り名があるくらいです。
さて、このシアリスですが、通常は行為前に10グラムまたは20グラムを服用します。酒や食事の影響を受けにくいと言われており、副作用もなく、効き方は幾分マイルドな感じです。私も何度もお世話になりました。このシアリスを(またはそのジェネリックであるタダラフィルを)行為前ではなく1日あたり2.5グラムという低用量にして毎日服用するのがデイリータダラフィルの要諦です。とてもシンプルな話で、シアリスを身体への負担が少ない1/4の量にして毎日飲み、効果を得るということです。かねてからED治療薬を毎日飲むと、勃起不全が解消されたり男性更年期障害の症状緩和に効果的だという研究結果が多く報告されていました。毎日サプリや何かを飲むついでに低用量の錠剤を一粒飲むだけです。始めるハードルはとても低いと言えるでしょう。加えて、この方法はコストパフォーマンスも高いのです。もともとシアリスは決して安い薬ではありません。国内の一般的な相場は10mg錠が1500円程度でしょうか。4分割すると一回あたり375円になります。一方の低用量タダラフィルはと言うと、2.5mgの錠剤60個の購入価格が10650円です。(私が処方してもらったクリニックはその値段でした)。なんと一回あたり177.5円です。タダラフィルはシアリスのジェネリックですから、多少は安くなるのかなと思っていたら、低用量で半額以下になってしまいます。どうしてこのようなことになるのでしょう?値段設定のカラクリがよくわかりませんが、なにしろ安いのは有り難いことです。
毎日飲んでみた
私は早速近場のクリニックへ行き、首尾よくこの低用量の錠剤を2ヶ月分ゲットしました。医師の先生に朝飲むのがいいと教わり、朝食後にサプリと一緒に飲むことにしました。
飲み始めて2〜3日、その効果はすぐに現れます。まずは力強い朝勃ちです。最近は射精した翌日にしか朝勃ちがなかったのですが、服用を開始してからは、寝覚めたらぎんぎんに勃起していることが多くなりました。さらに、無意味に長時間勃起するという現象も頻繁に起こるようになりました。たとえば、ソファに座ってTVを見ているときや車を運転しているときなどに、むくむくと血が通ったかと思うと、10分くらいずっとおさまらなくなるのです。これまた勃起具合はぎんぎんという感じです。私はすっかり嬉しくなってしまって、括約筋を締めつけては陰茎をぐっと反り返らせて遊んだりしています。不思議なもので勃起すると頭に性的なイメージが次から次へと湧いてきます。20代の頃に戻ったようです。
セルフタイムも簡単になりました。別稿で述べた通り、私はED対策の一環としてインターネットポルノの視聴をやめることにしました。最初のうち、イマジネーションだけで自慰を完遂するのは簡単ではありませんでしたが、デイリータダラフィルを始めてからは、すっと勃起し、すっと射精できるようになりました。
色々な状況を総合しても、私のペニスはかなり「良い状態になった」と言えると思います。
そうこうしているうちに1ヶ月が過ぎ、本番がやってきました。
定期さんとセックス
まだ残暑が厳しい10月の初旬、私は2ヶ月ぶりに定期さんと会うことになりました。40歳で3児の母、所作は幾分がさつですが、とても敏感な身体の持ち主です。普段の男まさりの立ち居振る舞いと、ベッドの上での可愛い乱れ方のギャップがたまらない人妻です。水泳をしているということで、尻も脚もきゅっと締まっています。このサイトで何度も宣言している通り私は大のアナル好きなのですが、この定期さんはアナルでいくことができるのです。尻穴に指を挿れられると、可愛らしい声で泣きながら何度もいきます。それが愛おしくて定期にしているということです。はっきり言ってはまっています。名前を仮にちぐささんとしましょう。
結論から言うと、膣内でフィニッシュすることはできませんでした。たかがひと月くらいでいきなり劇的に改善するのは難しいということでしょう。しかしながら、一緒にお風呂に入ったときからしっかり勃起していましたし、ことが始まってからも硬い状態が続いていました。いつものコースを辿ってアナル攻めでいったん攻守交代。その頃にはしぼんでしまっていましたが、これはいつも通りです。その後彼女がしてくれたフェラチオでぎんぎんに復活しました。勃起角度も良かったです。これはもしかしていけるんじゃないかと良い予感がしました。挿入する時もいい感じでした。ゆっくりと、時間をかけて少しずつ奥へ挿れていく理想的なインサートでした。5分くらいはピストンできたでしょうか。結局中折れしてしまいましたが、自分の中ではまずまずの結果です。最後は手で導いてもらおうと思いましたが、彼女の帰宅の時間が来てしまい(我々はいつもセックスに2時間以上かけます)射精はできずに終わりました。まあしかしそれは時間が足りなかったからであり、そんなに気にする必要はないでしょう。もう少し続けていればいけそうな気配はありました。
8月の終わりにフェラチオしてもらってもまったく勃起もせず、ふにゃちんのまま情けなく射精してしまうという屈辱的な経験をしましたが、一ヶ月でかなりマシになったと思います。
何より、久々に女を抱きかかえて、その肌や内臓の温もりを感じながら腰を振ることができたのが本当に嬉しかったです。途中で萎えてしまいましたが、その後も引き抜かずに密着を楽しみました。恥骨のあたりでクリトリスを圧迫するようにピストンするだけで、彼女は十分すぎるくらいに感じてくれました。壁が鏡ばりになっていて、私は腰を動かしながらちぐささんの足の指を観察していたのですが、ぎゅっと強い力が入った10本の指が妙な形に折れ曲がっていました。足指の力の入り方でオーガズムに達したかどうかをある程度見分けることができます。
営みの後、彼女は家族が待つ家へ急いで帰らなければならなかったはずですが、私に抱きついてきてなかなか離れませんでした。恋人のように手を繋ぎ、彼女を最寄駅まで送っていきました。終始幸せそうにニコニコしている姿が印象的でした。私の方も、力強い勃起が何度もできたことで希望の光が見えたように思えました。
結論から言うと、低用量タダラフィル療法はそれなりに成果が出ています。まだあと1ヶ月分の錠剤が残っています。これを飲み切るころに誰かとセックスして、予後を見定めたいと思います。