出会い系100人斬り記録#8・熟女がいつもいつも素晴らしい訳ではないという話・PART2

  • 時期:2018年8月
  • 名前:ゆみか
  • プロファイル:推定50代前半・熟れた熟女・自称スーパー店員
  • 服用薬:シアリス
  • 会った回数:1回
  • メモ:札幌出身、性格は良いのだがベッドでのお作法がかなり残念

出会い系100人斬り記録#8・熟女がいつもいつも素晴らしい訳ではないという話・PART1

準備にかける時間は楽しい

私はさっそくC駅の情報を集め始めました。のりこさんと何度か浮気セックスをした時分にはホテル街のようなものがあったと記憶しているのですが、何しろ20年も前のこと、今とは様子が違っているところもあるでしょう。各駅のラブホテル情報を集めたポータルサイトを検索し、美味しいお店の情報を集め、食事処からホテルまでの動線をマップで確認します。それだけでは不安なので、実際に現地まで行くことにしました。仕事で外に出る用事があったのを幸いに、用事を超特急で片付けC駅へと向かいます。まず駅のホームに何があるのかをチェックし、待ち合わせに良さそうな場所を確認します。それから駅ビルを出て、あらかじめ調べてあったホテルを何軒か回ってみます。のりこさんとC駅の周りを歩いたのは真夜中近くだったということもあるでしょうが、駅前に見覚えのあるものはひとつとしてなく、下見に来て良かったなと思いました。女性が好みそうな飲食店を何軒かおさえ、ホテルまでの動線を再度確認したところでC駅を後にします。ちょうど夕方の帰宅ラッシュ時でした。配偶者と鉢合わせることがないように、念には念を入れて自宅とは反対方向のD駅まで行き、別の路線で遠回りをして帰ることにしました。時間も交通費も余分にかかりますが、準備にかけるこういう時間こそが楽しいのだと思います。それに、今後100人斬りを目指して様々な女性と会うのであれば、集合場所のストックをいろいろ持っておいた方が何かと便利です。C駅のようにホテルの選択肢が至近距離で複数ある街はそう多くないので、こういう場所を遊び場としておさえておくのです。
駅ビル直結の改札を出たすぐのところにチェーンのカフェがあるのを見つけました。8月の暑い最中に会う訳ですから、エアコンの効いた涼しい場所で待ち合わせる方がいいでしょう。私はそこを待ち合わせ場所にしようと決めました。

月にむらくも

そして当日。待ち合わせ時刻はC駅周辺の飲食店がランチ営業を開始する11:30にしてありました。私の自宅からC駅までは普通に行くと1時間くらいかかります。しかし今回はとある事情から迂回ルートを通っていくことになっており、こちらですと1時間半以上かかります。ちょっとした旅行です。
余裕を持って現地に着けるように10時前には電車に乗りたいところです。ところが、月にむらくも花に風とはよく言ったもので、こういうときに限ってトラブルが発生するのです。私はその日配偶者に内緒で終日有給を取っていたのですが、朝一番で職場から問題発生の連絡がありました。私は一応部門の責任者という立場で仕事をしているので、問題があれば休みであろうと対処するしかありません。自分の不運を呪いたくなりました。急いで出社の準備をします。
今までにもこういうことは何度かありました。女性と待ち合わせをしている当日に何かしらの問題が起きるのです。子供が高熱を出したこともあったし、大雪が降って公共交通機関が止まったこともありました。お相手が職場のトラブルで急遽残業になったりもしたし、予定よりも早く月のものが来たなんてこともありました。そんなときは涙を飲んでキャンセルする他ありません。何しろ誰にも言えない秘密の約束なので、都合が悪くなったら無理はできないのです。それで誰かに露見してしまっては元も子もありません。その日の朝もそんな状況になりつつありました。私は職場につくとすぐに関係者を呼んで事情を聞き、それからメールや電話で各所へ連絡を取り、部下に指示を出しました。問題そのものは大したことではありませんでしたが、それでも時間は刻一刻と過ぎていきます。気がつくと10時になろうとしていました。もう大丈夫となったところで、直属の部下に他に問題がないか確認し、職場を後にします。「お休みのところすみませんでした」と部下が声をかけてくれました。まったくだ!と腹立たしい気持ちでしたが、別に部下が悪い訳ではありません。私は努めてにこやかな表情を作り、「じゃあ、後はよろしくお願いします」と言い残してゆっくりとオフィスを出ました。職場の建物を出てしばらく歩き、周りに見知った顔がないのを確認してから、それとばかりに駆け出します。最寄駅までは徒歩で10分くらいはかかります。タクシーを探したり呼んだりするよりは走った方が早かろうと判断して、ダッシュすることにしました。季節は8月、すぐに全身から汗が吹き出します。私は走りながらC駅到着時刻を計算しました。最初に考えていた迂回路は捨てるしかありません。それでも間に合うかどうかぎりぎりというところです。駅に飛び込み、急ぎ足でホームへ向かいます。ちょうど発車ベルが鳴り響いているところでした。「閉まるドアにご注意ください」というアナウンスが聞こえます。幸いラッシュの時間帯ではなかったので、ホームに人は少なく行く手を阻まれることはありませんでした。私が乗り込むや否や車両のドアが閉まりました。11:30の約束に間に合うか間に合わないか、ぎりぎりの時間でした。

この後デートだというのに、頭から足の先まで大汗をかいていました。しかしもうどうしようもありません。真夏ということもあり、車内には冷気が満ちていました。私は呼吸を落ち着けてから、出会い系サイトを開きます。ゆみかさんからメッセージがありました。

おはようございます。今日はよろしくお願いします。こちらの服装ですが、灰色っぽいシャツにピンクのスカート、白いバッグです

返信の文面を打ちます。

おはようございます。朝急な仕事が入ってしまって、今から向かいます。多分間に合うと思いますが、遅れそうなら連絡します。
私の服は白いボタンダウンシャツに黒のパンツです。普通のビジネスマンのかっこうです

しばらくするとゆみかさんから返信がありました。

お仕事おつかれさまでした。ゆっくりで大丈夫ですよ。待ち合わせ場所のカフェでお茶してますね

わかりました。ありがとうございます

私は洗顔シートを一枚引っ張り出し、顔と首筋を拭いました。汗で濡れたインナーが肌にはりついて大変不快でしたが、とにもかくにもゆみかさんとは会えそうです。

この後女は裸になる

迂回路を通らずにまっすぐにC駅へ向かいましたが、万にひとつと考えていた配偶者との遭遇などということは起こらず、約束の5分前に駅へ着くことができました。私は改札をくぐって駅ビルへ入り、待ち合わ場所のカフェを横目で見ながらまずは手洗いへと向かいます。カフェの前には誰もいませんでした。ゆみかさんはまだ来ていないのでしょう。鏡の前で身だしなみのチェックをします。再び洗顔シートで顔を念入りにぬぐい、乱れたところがないか確認します。私が女性と会う前に必ずケアする場所は、爪、眉、鼻毛です。爪は深爪になるくらいに切ってからやすりで磨きます。眉と鼻毛はそれぞれ専用のカッターを使ってトリムします。いくら服や髪型がきまっていても、眉毛がぼうぼうだと台無しですし、鼻の穴から鼻毛がのぞいていたりしたらこれはもう悪夢以外の何者でもありません。時間があれば陰毛も短くカットしておきます。フェラチオのときに邪魔にならないようにです。
私は一通りチェックを終えて洗面所を後にし、待ち合わせ場所へと引き返しました。先ほどとは違って何人かの人がカフェの前にいます。私は少し離れた場所に立ちました。と、一人の女性と目が合います。長い髪に、グレーのTシャツ、ピンクのプリーツスカート、白いヒールのサンダルというかっこうです。丸い縁のメガネをかけています。その女性が曖昧な表情を浮かべたまま軽く会釈しました。私も目礼を返し、それから彼女の方へと歩み寄ります。

こんにちは、なまくらです。ゆみかさん?

あ、はい

どうも、よろしくお願いします

あ、はーい。お願いします

化粧が厚く、つけまつ毛は黒々として扇のように広がっていますが、顔立ちは悪くないと感じました。
プロフィールでは自称40代前半だということでしたが、もっと上だろうという気がします。私よりも年上かもしれません。

事前のやりとりでランチは何がいいかとリクエストしたところ、インドカレーが食べたいとのことでした。私は調べてあったお店に彼女をエスコートします。店内はがらんとして、我々の他に客はいませんでした。彫りの深い浅黒い肌の店員が注文を取りに来てくれました。

カレーがお好きなんですか?

はい、大好きなんです。夏は毎日でも食べたいくらい。なまくらさんは?

好きですよ。そんなにしょっちゅうは食べませんけど。辛いものは大丈夫なんですか?

辛いもの大好き。タイ料理とか好きだし、麻婆豆腐もよく食べます

他愛もない会話でしたが、ゆみかさんは話好きなタイプのようで、楽しいランチになりました。
巨大なナンをちぎり、それをカレーの器に浸し、そして口へ運ぶ。彼女のそんな動作をそれとなく観察します。40代前半だということですが、結構サバを読んでいるだろうなという思いは確信に変わります。
まあ、しかし年齢は大した問題ではありません。彼女とサイトで知り合ってから、今日この場所へ至るまでに一月くらいの時間がありました。約束の日を指折り数えながら期待に胸を膨らませ、当日予期せぬトラブルはあったものの、彼女が目の前にいるという事実。ここへ来るまでの過程こそが大切なのだと思います。そしてもちろん、最大のお楽しみが食事の後に待っています。
この後この女は裸になるんだという高揚感と、うまく抱けるだろうかという不安感、その他名状し難いいくつもの感情が胸の内に沸き起こります。それを一言で表現すると「どきどき」ということになります。この歳になってこんなどきどき気分を味わえるなんて、改めて出会い系は偉大だと思います。

期待は失望に終わる

食事を終え、前もって調べてあったホテルへと入りました。
内部が吹き抜けになっている南国リゾート風のホテルです。一見するとお洒落に見えますし、彼女も「わ、素敵ですね」と言いましたが、日の光の中で目を凝らすと、あちこちが傷んでくたびれていることがわかります。
部屋へ入ると、ゆみかさんは早速バスタブにお湯を溜め始めました。
それから着ているものを脱ぎ始めます。特に恥ずかしがる風でもなく、淡々と脱いだものを置きながら「お風呂一緒に入っちゃいます?
と彼女は訊いてきます。場慣れしているなという感じはしました。

私の方も中年体型ですので他人のことをとやかく言えた義理ではないのですが、ゆみかさんのボディは年相応に枯れてたるんでいました。胸は重力に負けて下垂し、胴回りも下着にお肉が乗っているという具合です。脚はそれなりに綺麗な形をしていますが、全体的に一目でおばさんだなということがわかります。ただ、私はあまり気にしないようにしました。たとえ体の線が崩れていても、ベッドの上では素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれるかもしれないのです。

浴室には一緒にに入ったものの、彼女は一通り身体を洗うと湯船に入るでもなく「お先に上がってますね」と言って出ていってしまいました。私は幾分間の抜けた思いで形ばかり湯船に身を沈め、それから彼女の後を追うように浴室をでました。バスタブで密着していちゃいちゃしたりできるのかと思っていたので拍子抜けです。それなら別に一緒に入る必要はなかったのはないかと思います。

バスローブを着てベッドルームに戻ると、ゆみかさんがベッドに腰掛けてかばんから何かを取り出しているのが見えました。それは液体の入った小瓶でした。彼女はそれを枕元のテーブルにことんと置きます。見た感じローションが入っているようですが、何に使うの?とも聞けず、私はそれについては触れないことにして、彼女の隣に腰を下ろしました。

ベッドに並んでまたしばし話します。ゆみかさんは北海道の出身だということでした。私は旅行で何度か訪れた北海道には良い思い出があって、そのことを彼女に話しました。それから会話のキャッチボールをするつもりで色々と聞いたのですが、彼女はあまり故郷のことが好きではないようでした。特に彼女個人に直接関わるような話にはまともに答えてくれません。まあ話したくないのであれば、こちらも無理に知りたいとは思いません。あるいは、あまりあけすけに色々なことを話すと実年齢がバレることを恐れたのかもしれません。
今の仕事はスーパーの店員さんだと言っていましたが、本当かどうかはわかりません。

おもむろに事を始めます。始めてみると実にNGが多い女性であることがわかりました。フェザータッチをしようとすると「くすぐったいからダメ」。キスをしようとすると顔を背けて避け、それならばと乳首を舐めようとすると「それあんまり好きじゃないの」とこれまたさせてくれません。仕方がないので形ばかり背中をさすっていると「ああ、もう我慢できなくなっちゃうよお」と、かなり場違いな言葉が出てきます。私もかつてお風呂屋さんでその道専門の方にお相手をして頂いたことが何度かありますが、ゆみかさんのそういう演出はいかにも手練のプロフェッショナルという感じでした。セックスワーカーとして働いた経験があるのかもしれません。興奮が急速に冷めていくのがわかりました。

目を閉じて眉間にしわがよった顔は一言で表現して「おばさん」のそれでした。困りました。これで果たして勃起できるのでしょうか。
背中をせめたい」と伝えると一応うつ伏せにはなってくれて、背中とお尻を撫でさせてくれました。ただ、半開きになった太ももの間の茂みの中に白いものがまじっているのを見つけてしまい、ますますテンションが下がりました。アナルを攻めようという気も起こりません。

これではいかんと仰向けに転がして下半身に触れようとすると、さきほどの小瓶が登場しました。慣れた手つきで蓋を開け、中身を窪ませた手のひらに受けます。どろりとした透明の液体がゆっくりとした速度で彼女の手のひらに落ちました。ローションです。
ゆみかさんはそれを躊躇なく自分の股間に塗りこみ、ついでこちらのモノにも塗ってくれました。
触りっこしよ」と彼女が言います。ゆみかさんは膝を立てた中腰になり、こちらは仰向けに寝転ぶ体勢を取ります。ゆみかさんが手の平でペニスを包み、ゆっくりと往復させます。当然硬くなります。こちらも彼女の股間に手を伸ばしてクリトリスを指の先で触ります。感じている風の声が出ますが、演技のような気がします。
はっきり言って全然楽しくないのですが、ことここに及んでは挿入しないという選択肢はありません。「挿れてもいい?」と聞くと、彼女が手早く枕元に手を伸ばして避妊具を取りました。そしてゴムの円の中心にふっと強く息を吹きかけて空気を入れたのです。そんな仕草は今まで見たことがありませんでした。たしかに一瞬でゴムが広がって便利な方法かもしれませんが、有り体にいえば下品な振る舞いでした。まあ今更そんなことはどうでもいいか。

皮肉なことに薬はよく効き、結構長くできる状態になっていました。ずぶずぶっと挿入していきます。上体を反らして胸を張り、彼女の両太ももを抱き上げて高速ピストンの体勢を取ります。これでどうだとばかりに腰をハイスピードで前後させ、Gスポットを硬くなった亀頭でノックします。

ああ!あああああ!!

ここでゆみかさんの口からようやく本物らしい泣き声があがりました。ひとしきり突き上げてフィニッシュです。
放出した後は、枕を並べてよもやま話をします。セックスは全然でしたが、会話はそれなりに楽しいのが年の功というものでしょうか。

彼女の名誉のために言添えますが、ゆみかさんの人柄は全然悪くありませんでした。実際ランチの時までは雰囲気もよかった訳ですし。ただ、セックスが残念過ぎたので、総合点はかなり低めの出会いとなりました。良かった点はといえば、ここのところ中折れが何度か続いていたのですが、この日はかなり力強く勃ち、高速ピストンができたことでしょうか。

ゆみかさんの実年齢はおそらく50代前半でしょう。熟女といえばこれ以上ないくらいに完璧な熟女なのですが、熟女との交わりがいつもいつも楽しい訳ではないということを知ることができた回でした。たまにはハズレもありますし、期待が失望に終わることもあります。それも含めて女遊びは楽しいのです。

出会い系100人斬り記録#9・ドタキャンを乗り越え人妻とバックでやりまくった話・PART1

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