- 時期:2017年2月〜11月
- 名前:りか
- プロファイル:34歳・不在がちな公務員夫を持つ優しい人妻
- 服用薬:シルデナフィル
- 会った回数:6回
- メモ:はじめて定期的な関係を持った子
なまくらだけど100人斬りを目指す
みなさんこんにちは。なまくらと申します。
いつもご高覧ありがとうございます。
私は2016年の終わりごろから出会い系を始め、これまでに40人以上の女性と関係を持ってきました。
出会い系を始める前の私は公私共に冴えない日常を送っていましたが、いろいろな女性との交わりを通じて徐々に人生が上向き、自分に自信が持てるようになってきました。
今では100人の女性と交わることを目標に、日々出会い活動にはげんでいます。
私は若い頃からED気味なことが悩みでした。おまけに基本早漏で、そのくせ一晩に一度しかできないという情けない体質の持ち主でもあります。
加齢と共にその傾向はどんどん深刻になっていきました。今では女性との営みに際しては100%ED薬を服用して臨みます。それでもうまく機能しないことがあり、男性のシンボルでもっと悦ばせてあげられたら、と口惜しい思いをすることも多くあります。
オスとしては弱い、モテとは程遠い中年男の私ではありますが、それでも出会い系を使って数多くの女の子とベッドを共にしてきました。なまくら刀しか持っていないしがない私でも、出会い系を使って100人斬りに挑戦することができています。
男としての自信を失っている方、そろそろ人生に疲れてきたという方、ヤリたいのに相手がいないという方、そんなみなさんに明るい未来を開いて欲しいという思いから、このブログを書いています。
2016年の暮れ、私は一念発起して出会い系を始め、無事に女の子と知り合って関係を持つに至りました。
とにかく何もかもが初めてで、出会い系のお作法や、女の子へのアプローチの仕方がまったく分かっていなかったせいで、会ってくれる女性を見つけ出すまでに結構苦労しました。それでも何とかセックスを前提に会う約束を取り付けたのです。
その時の初々しい、嬉しくも不思議な心持ちは今でもよく覚えています。こちらに詳しく記してありますので、良かったら読んでみてください。
新しい出会いを探して
初めて会ってくれた女性は素敵な方ではありましたが、その出会いはほんの刹那のものでした。
お互いのことを何も知らないまま裸になって身体を重ね、口づけを交わし、何も知らないままに別れました。それっきりです。
プロではない一般女性と会ってセックスをするという最大の目的は達成された訳で、それはそれで満足していたのですが、同時にもう少し人間としての心の交流が欲しいという気持ちもありました。
セックスを前提に会う割り切った関係。でも会っている間は恋人のように甘い時間も過ごしたいし、ベッドでは大いに乱れて欲しい。それでいて、お互い必要以上には踏み込まず、家庭や仕事に支障を来たすような深い仲にはならない。そんな感じで1ヶ月か2ヶ月に1度くらいの頻度で会える女性はいないものか、私はそんな風に考えていました。
それは都合が良すぎるのでは?とお思いになったかもしれません。しかし、私は後になって知ることになるのですが、出会い系の中には私と同じように都合の良い相手を求めている女性が確実に存在するのです。それも少なくない数です。そういう女性とタイミング良く知り合えば、定期的に会って楽しい時間を持つことができるようになります。
今回は、そんな定期的な関係を持つに至った女性との出会いの記録を記していきたいと思います。
始めての出会いから2ヶ月ほどが経ちました。
2017年も明けてしばらく経ったころ、私は新しいお相手を探すべく再び出会い系サイトを開きました。掲示板をくまなくチェックし、条件検索で表示されたプロフィールを見て回りました。
そして、ある女性に目をつけたのです。彼女のプロフィールはざっとこんな感じでした。
30代半ばの主婦です。
家庭の都合で平日の短い時間しか会えません。それでも良ければ連絡お待ちしています。
スタイルはちょっとむっちりしていて、ぽっちゃり好きの方にはいいと思います。
よろしくお願いします。
女性のお名前はりりさん。
彼女のプロフィールは素朴で嘘がないように思えました。既婚者であること、会える日時が限られていること、スタイルについて正直に申告しているところに好感が持てます。また、こういうサイトを使って既に何人かと会っているんだろうなということも推測できます。自身の体型にややコンプレックスがあるのかもしれませんが、それをプラス面としてアピールしているところなどは、ぽっちゃり好きの男に愛でられた経験があってのことなのでしょうか。
正直に言うと私はスレンダーな体型が好みです。ほっそりとした腰にお尻から伸びた綺麗な脚、華奢な肩や二の腕、控えめな胸などは私にとっての眼福です。何十人もの女性とベッドを共にしてきた今となっては、本当に充実したセックスと好みのスタイルかどうかということにはあまり相関がないことがわかっています。それでも、肌を合わせる前に目で楽しむというのもそれなりに楽しい時間です。スレンダーな女性の美しい下着姿などを愛でると本当に幸せな気持ちになれますしね。
当時も、できればほっそりした女の子と遊びたいとは思っていました。それでも私があえてりりさんにアプローチすることにしたのは、出会い系初心者の私にとって、お相手に多少なりともこういった遊びの経験があることは大きな安心材料だと思えたからです。そして後にその考えは完全に正しかったことが証明されました。
性格の良さそうな子
私は彼女にメッセージを送りました。簡単な自己紹介、プロフィールを見たこと、定期的な関係を希望していることなどを、丁寧かつ完結な文章にしました。
その日のうちにりりさんから返信がありました。彼女は私のプロフィールも見てくれたのでしょう、足跡がついたことを知らせる通知もありました。
「はじめまして。ご連絡をいただけて嬉しいです。プロフィールにも書きましたが子どもを幼稚園に預けている時間帯しか会えません。午前中から1時ぐらいまでです。それでもよかったらぜひ仲良くしてください」
30代前半の主婦で、幼稚園に通う子どもさんがいて、だから会える時間が限られているというのは、すべて本当のことだろうと思いました。特におかしな点はありません。
私は返信に対するお礼、セックスを前提とした大人の交際を希望していること、時間帯はりりさんの都合に合わせること、もし気が合うようなら定期的に会いたいことなどを書いて、メッセージボタンを押しました。
その後何度かメッセージをやりとりし、細かな条件を詰め、お互いの都合が良い翌々週の金曜日に会おうということになりました。私は出会い系を始めて日が浅いこと、わからないことが多いこと、一人の女性と一回会ったきりであることなどを正直に伝えました。
りりさんは変に馴れ馴れしくなることもなく、かといって素っ気ないということはなく、毎回きちんと考え推敲したであろうメッセージをくれました。ご主人が公務員で仕事が忙しく、ほとんど家にいないというようなことも教えてくれました。
また、彼女はこちらが既婚者であることや、出会い系の初心者であることをさりげなく気遣ってくれているようでした。彼女のメールの文面の端々にその人柄が表れています。
「私となんか会っても大丈夫ですか?」
「お仕事休んで大丈夫ですか?」
「見た目にあまり自信がないんです。お会いしてがっかりされないか心配です」
「本当に普通の主婦なので、あまり期待しないでくださいね」
などなど。
私はいつしか「可愛い人だな」と思うようになっていました。メールのやりとりだけですが、性格の良さが伝わってきます。
私はふと思いついて「何かNGなことはありますか?」とたずねてみました。
例えばキスがだめだったり、クンニやフェラがNGだったりすると、私にとってセックスの楽しさは半減してしまいます。中には膣に指を挿れて欲しくないという子もいますし、アナルを舐められるのは嫌だという女性もいます。そういうのを事前に知っておくことは必要かなと思ってのことでした。制約の多いセックスをしても楽しくないですし、もしそうなら残念ですが会うのを見送るという選択もやむを得ません。
彼女の返信はこうでした。
「特にNGとかは思いつかないです。あまり緊張せずに会っている時間を楽しんでもらえたら嬉しいです」
私が極度に気を遣っていると誤解したようです。こっちは割とゲスな下心と打算があってのことなので、少し申し訳ないような気持ちになりました。
「りりさんにはなるべく楽しんでもらいたくて。知らずに嫌がることをしてしまわないか心配だったものですから」
「ありがとうございます。大丈夫ですよ。会っているときは仲良く過ごせるといいなと思います。リラックスしてくださいね。そうは言っても私も初めて会うときはドキドキですけど」
可愛い子だなあと改めて思います。そして、私が最初に予想したとおり、既に何人かの男と会っている、ある程度こういう遊びを知っている女性だということもわかりました。
そんな彼女に優しくさり気なくリードしてもらう形でメッセージのラリーを続け、会う約束を取り付けることができました。
りりさんは「日が近くなったらまた連絡しますね。お会いするのを楽しみにしています」と言い、ひとまずやりとりが終わりました。
不安を払拭するリマインダーメール
翌々週の火曜日、りりさんからメッセージが届きました。
「こんにちは。ちょっと気が早いですが今週の金曜日は予定通りで大丈夫でしょうか?楽しみにしています」
確かにちょっと気が早いような気もしますが、彼女がちゃんと約束を覚えていて、リマインドの連絡をくれたことに湧き上がるような喜びを感じました。
実をいうと先々週に会う約束を交わしたとき、日程が先すぎるかなとちょっと心配に思ったのです。
会う約束はしたものの、このまま連絡が来なくなるんじゃないかという暗い予感が兆しました。
というのも、2ヶ月前に出会い系を始めて以来、何人かの女性と複数回メッセージのやりとりしたのですが、すべて向こうから返信が来ずに連絡が途切れてしまっていたからです。会おうとか食事に行こうとかという話になっても、それが実現することはついにありませんでした。所詮は顔も名前も素性もわからない者同士。匿名性が担保された電子媒体の上で交わした約束などその程度のものなのです。
たった一件、例外的にメッセージのラリーを途切らせることなく会う約束を取り付けることができた人がいました。その女性、かおりさんと会って行為に及んだ訳ですが、今でもそれは奇跡だったんじゃないかという気がしています。
りりさんからの最後のメッセージを受け取ってから、2日経ち、5日経ち、1週間経つと、私はだんだんと不安になってきました。
どうしようか、彼女に一度メッセージを送るべきだろうか。しかし用事はないし、うざいと思われたりひかれたりしたらどうしよう。
そんな思いがぐるぐると頭を駆け巡ります。
約束をしてから会う日まで日数が空く場合、その期間何をするべきなのか。これは何十人もの女性と会ってきた今でも結論の出ない問題です。約束してからもずっと雑談メールのラリーを続けて当日を迎えることもありますし、まったく連絡を取らずに前日か当日に確認メールが来るパターンもあります。それは相手によりけりとしか言いようがありません。結論として、日が近くなってから連絡すると言われたのなら、その言葉通りそれを待つのが良いでのはないかと思います。雑談メールが好きな女性もいれば、用件を済ませたら連絡を取る必要を感じない女性もいるからです。
まんじりともせず過ごした2週間、彼女からやってきた気の早いリマインダーメールは、不安のうちに時間を過ごしていた私の心にぱっと灯りをともすかのようでした。馬鹿馬鹿しい話なのですが、それは恋をしている時のような気分でした。誰かに恋をして、相手からなかなか連絡が来ずに苦しい思いをしたことがある、そんな経験をお持ちの方も多いと思いますが、そのときに私が感じていたのは、まさに恋心にも似た心持ちでした。
りりさんからのメッセージで一気に気分が明るくなり、私は勢い込んで返信メッセージを出しました。
「ご連絡ありがとうございます。はい、もちろん大丈夫です。お約束通り金曜日の10時半にA駅Bカフェ前でお会いしましょう」
約束通り向こうから確認のメッセージが来ました。それも三日前にです。これで彼女と会えないということは万に一つもないでしょう。
彼女は場慣れしている
彼女からさらに返信があり、何度かメッセージを交わします。
「ありがとうございます。私もとても楽しみです。ところで、待ち合わせ場所のことなのですが、よく考えたら構内のBカフェ前はちょっと難しいんじゃないかと思いました。地下街は人通りも多いし、なまくらさんのことをうまく見つけられる自信があまりなくて。せっかく提案して頂いたのに、申し訳ありません💦」
「いえいえ、確かに人通りが多いですよね。では別の場所を考えます」
「あの、もし良かったら北口を出たところはいかがですか?横断歩道を渡ったところにC携帯ショップがあります。そこの前ならすぐにわかると思います。そういう場所で待ち合わせをしている人とかあまりいないと思うので」
なるほど、彼女は過去にもその携帯ショップ前で誰かと待ち合わせをしたということなのでしょう。確かにBカフェのある地下街は常に人でごった返していて、お店にも次々と人が入ったり出たりしています。人の流れが激しい場所で知らない者同士が待ち合わせるのは、ハードルが高いように思いました。
それに、彼女が提案したそのショップはホテル街へのアクセスがとても良い場所にあります。落ち合って少し歩けばすぐにホテルに入ることができます。こういう秘密の出会いですから、なるべく人に見られずに最短距離でホテルという密室にアクセスできるのは大事なことかもしれません。
私は彼女の言い分に納得するとともに、改めて場慣れしているなと感じました。遊び方を心得ていて、こちらの体面を気遣いつつさり気なくリードしてくれるのです。もしかしたら接客業の経験があるのかもしれません。
私は彼女の提案する待ち合わせ場所で構わないと伝えました。
「もし良かったらホテルの後に昼食をご一緒して頂けないでしょうか。普段家事と子育てに忙しくてA駅に出る機会とかも全然なくて。せっかくなので何かお店で食べたいなと思いまして。厚かましいお願いですみません」
その感じはとてもよくわかります。小さい子どもがいるとお店に入るのはとても大変ですし、たとえ外食できたとしてもファミリー向けのお店一択になります。大人向けのちょっとお洒落なお店に入りたいということなのかもしれません。
「いいえ、ランチをご一緒して頂けるのはとても嬉しいです。何かご馳走させてください」
「本当ですか?とても嬉しいです」
食事を共にすると二人の距離が縮まるのは言うまでもありません。本来であれば食事をして距離を縮め、なんやかんやとあってベッドへ至るというのが自然な流れなのだと思います。今回はセックスすることを前提に会うということもあり、食事と行為の順番が入れ替わっています。出会い系は面白いなと改めて思いました。
ちなみに、私は男女が色っぽい関係になるためには、男の方が飯を奢るというのは絶対に必要な条件だと考えています。マッチョイズムだと思われるかもしれませんし、面倒臭いと思われるかもしれません。出会い系であれば、そういう煩雑な駆け引きや手続きを全部すっ飛ばして、身体だけを目的に会うことはできます。私も最初の頃はそれでいいと考えていたのですが、何十人と会ってきた今となっては、食事はできればあった方がいいという考えに変わりました。食事があるとセックスの充実度に差が出るのです。それについてはまたどこかで書こうと思います。
とにもかくにも、ベッドで甘いひとときを過ごした後、食事を共にするというデートコースになりました。さて、どんな1日になるのでしょうか。